就職・進路

本学科における電子工学関連の教育は、講義と実験のいずれを見ても電子系学科のカリキュラムと同等の内容となっており、幅広く電子機器を扱う製造業で活躍することが期待できます。一方、コンピュータのプログラミングについても、情報系学科と比べて遜色のないレベルの演習が用意されており、情報関連分野でも広く活躍することができます。

情報通信システム工学科の卒業後の進路としては、携帯電話などのサービス提供を含む情報通信産業・情報サービス業、インターネットプロバイダやインターネットを基盤とするサービスを展開するサービス業、Webアプリケーションやサーバー構築および提供を行う情報制作業、スマートフォンや携帯情報端末およびその基地局や放送局の通信システムを開発・製造する通信機器製造業など幅広い分野に広がることが期待されます。さらに、今後、自動車・建設機器・ロボットも、ネットワーク環境下で制御されるために、これらの製造業でも、情報通信関連の技術が必須であるため本学科の卒業生の活躍が期待できます。さらに、商業活動においても通信ネットワークの活用が不可欠な時代となっており、大手食品会社など直接には情報通信と無関係と思われる企業も、情報通信サービスを行う部門を設け、情報通信関連の学科を卒業した学生を積極的に採用しています。

本学科卒業生は所定の科目を修めることで、電気通信主任技術者資格試験の一部科目の受験が免除され、第一級陸上無線技士、第二級・第三級海上特殊無線技士の資格を得ることができます。これらを活用して、通信システムの管理・運営に関する業種へ就職することもできます。

本学科では、学部の4年間を通じて学んだ後に、より専門性の高い技術者・研究者となるために大学院へ進学することを奨励しています。変化の速い情報通信分野では、与えられた知識の習得だけでなく、自分から主体的に既存の技術やシステムの問題や課題を発見し、調査、研究を重ねることでイノベーションをもたらすことができる人材が求められています。これらの能力を身に付ける上で、大学院進学は良い機会となるでしょう。

主な就職先(現電気電子情報工学科2015年度まで)

情報通信・電子機器製造業

ソニー、日立製作所、NEC、富士通、キヤノン、アルプス電気など

情報・通信産業

NTT、KDDI、協和エクシオ、日立情報システムズ、日本コムシス、ソフトバンクグループなど